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療養費不正受給 1年間 2000万円 すみれ 大阪 [社会]

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 大阪府東大阪市の医療法人「聖和錦秀会」が運営する訪問看護事業所「すみれ草」が、架空や水増しの看護記録を作成して訪問看護療養費を不正受給し ていた問題で、2010年3月から1年間の不正受給額が約2000万円に達することが府の調査でわかった。府は、記録の残る過去5年分について返還を命令 する方針で、不正受給額は計8000万円程度に上る見通し。

 事業所の患者のほとんどは精神障害者で、厚生労働省などによると、精神障害者訪問看護を巡る不正請求額で過去最多規模という。

 昨年2月、架空の療養費を請求したケースや、白紙の看護記録などが多数見つかり、府が監査を実施した。10年3月から1年間分のレセプト(診療報酬明細書)約1400件を全てチェックしたところ、うち約600件が不適正な看護記録に基づく請求だったという。










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